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など…
といったように、収納が少ないという意見がとても多い傾向にあります。
収納が足りないという不満が出ていますが、実際のところどうなのでしょうか?千葉県の家造りのプロ集団『千葉good工務店会』の皆さんにお話を聞いてみました!また、収納で困らないための対策も聞いています。
収納ってやっぱり多めに取りたくなっちゃうけど、どれぐらい作ったらいいかよく分からないわね。工務店の皆さんはどんな提案をしてくれるのかしら?
オープン型スペース
タウンズホームでは収納は金額があまりかからないようにオープン型でスペースのみで、扉や建具はつけずに、仕切り壁などでうまく収納量が確保出来るようにご提案してます。
現在収納しているもののサイズを出来る限り計っていただき、使用頻度もうかがった上で実際に収納をシュミレーションして収納量をご確認いただきます。できるだけ必要ないものは新居に移られるタイミングで処分もお勧めしてます。
提案した収納で不安かどうか聞いています
まずは、私たちが充分と判断できるスペースを確保しご提案したうえで、不足かどうかを実際の持ち物を整理して頂き、各所に振り分けて頂きます。その量をお教え頂き、充分かどうかを私たちが判断します。
でも実際に収納の量を把握するのって難しいわよね?何かこつとかあるのかしら?
今のお住まいで収納する量を測りましょう
キッチンの近くには何があふれているのか。服が掛かっているパイプの長さは現時点でどのくらいの長さなのか。個人の持ち物はどのくらいあるのか。もっていくモノの寸法なども測っておいたほうがいいと思います。
長さで換算し将来増える分も考えよう
収納は畳数換算ではなく長さの換算で考えましょう!将来増える分も見込む必要があります。その見込み分は現在の2~3割増しで考えて、いらなくなった物を捨てるということも必要です。
自分のタイプを考えてみましょう
『収納』には、人それぞれ、①適所収納型②一括収納型のタイプがあって、自身がどちらのタイプに属するのかを把握する事が大切です。適所収納型には各所小さい収納スペースが求められ、一括収納型には納戸など室としての収納スペースが必要となるので、自分はどっちなのか考えてみましょう
そして、現在の収納の長さを伝えることと、収納の分散型を提案してもらうようにすると良いでしょう。
多くのお客様が過大積算していることが多いです
お客様のほとんどが過大積算しているケースが多いです。お客様自身、今現在収納に困っている人が大変多いので、自分達で過大なイメージを持ってしまっています。その家族全体並びに個々の趣味以外の部分において、人が持っている物や量に差はほとんどありません。違いといえば多少服が多い、季節的な物が多い、キッチン家電や調理器具が多いぐらいだと思います。
そうなんですね。でも、アンケートでもあるようにやっぱり収納が足りないのは不安になっちゃいます。実際に収納を増やした場合、その後お客さんの家はどうなっていますか?
収納が空いているケースがよくあります
実際、お打合せ時に収納をもっと増やしたいとご要望を受け、私達も過大なことを何度もお伝えしましたが、それでも足りないと言っておられたお客様宅に数年後点検でご訪問した際に、ほとんどの収納スペースがガラガラに空いているケースをよく見かけます…。おそらく図面などの2Dを立体的に想像するのが難しいのだと思われます。しっかりとヒアリングするので、収納量に関しても信じてお任せください。
こちらは建築基準法によって決められており、天井高1.4m以下の小屋裏収納やロフトは容積率算定の面積からは除外されております。
延床面積には入りませんが建築面積には入るので各社の施工費用を事前に確認されると良いと思います。
それでは、収納の成功事例について見てみましょう。坪別でご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
出典:https://suumo.jp/chumon/tn_saitama/rn_ykhome/045710_0002/jitsurei/jc_0016/?suit=nsuusbsa20100707001
狭小地でのびのびとした暮らしを実現できている例。ストレスのない暮らしを叶えているのは、家のいたるところにある収納の工夫によるもの。例えば子供のおもちゃは1階の床下収納に、季節物や衣類は小屋裏収納に、というように収納スペースを多く設けています。
また、本を多く持っていることから家のいたるところに本棚を設けているのも特徴。わずかな隙間も利用しているので、元々の土地がそれほど広くなくても、ゆったりとした暮らしを実現することが可能に。
出典:https://suumo.jp/chumon/tn_shiga/rn_kukino/102224_0001/jitsurei/jc_0001/?suit=nsuusbsa20100707001
各所に収納を設けることにより、必要なものを必要な時に取り出せるような快適な収納を実現している住まいの例です。廊下やリビング、畳コーナーそれぞれに収納を設置。例えば階段下を利用した廊下の収納スペースには掃除用具、畳コーナーの収納スペースにはクッションやブランケットなど、その場所で必要になるものをしまっておく「適材適所」の収納ができるように考えられています。片付けがしやすく、どこに何がしまってあるのかがわかりやすい点がメリット。
出典:https://suumo.jp/chumon/tn_ibaraki/rn_142744/142744_0001/jitsurei/jc_0017/?suit=nsuusbsa20100707001
延べ床面積約50坪で、予算内の住まいを実現できた実例。玄関収納や納戸、パントリーなどさまざまな場所に十分な収納を設けることによりスッキリとした印象の住まいになっています。キッチンの横にあるパントリーは食材や日用品の買い置きを収納しておくのに便利。料理で使う時にすぐに取り出せます。また、玄関に設けた広い土間には趣味の釣り道具なども収納できます。棚をつけてより利便性を高めました。
「収納スペースは多ければ多いほど良い」と考えがちですが、収納スペースを大きくするとその分部屋が小さくなるためバランスが大切。どのくらい収納したいものがあるか、という点を考えながら収納スペースを確保する必要があります。そのため、まずは家の中にどのくらいのものがあるのかを把握しましょう。家の中にあるものを書きだしたりすると具体的にイメージできます。また、新しい家を建てる場合には思い切って断捨離を考えてみるのもおすすめです。
さらに、収納スペースを考える際には、動線も一緒に考えるとより住みやすい家を実現できます。例えば、子供が遊ぶことが多い和室に収納を設けるとスムーズにおもちゃを収納できるスペースになりますし、キッチンの横にリビングクローゼットを設けることで1階で使うものをまとめて収納できて便利。掃除道具やパソコン周りのグッズ、文房具や医薬品などを収納できるため、1階が散らからずスッキリします。
また、キッチンのそばに「家事室」を設けるのもおすすめ。洗濯物を干したりアイロンをかけたりできるほか、畳んだ洗濯物をそのまま収納できるスペースを作ることで家事も効率的に進められるでしょう。
千葉good工務店会では、細かくヒアリングをし、収納したい物、これから増えると予想される物などを含めて収納に余裕が出来るようにご提案をしています。
また、お客様の趣味趣向によって、外に持ち出す物は玄関近くに、水廻りで使用する物は水廻り付近に、季節的な物は空いている空間を利用するなど、具体的な収納場所を計画に落とし込んで行っています。
千葉good工務店会の取組み
千葉good工務店会は、須藤建設、工藤工務店、タウンズホーム、スタジオ・チッタの4社からなる団体です。工務店の家づくりを広めるべく、それぞれがライバル同士でありながら互いに協力し、家づくりの知識やスキルの向上をはかり、地域と未来への貢献及び慈善活動し、家づくりに親しんでもらうイベントなどを開催しています。