登録日:|更新日:
登録日:|更新日:
和から洋まで自分好みのテイストにアレンジしやすい三角屋根。実は見た目だけでなく、三角屋根にすることで雨漏りのリスクが少なくなるといったメリットもあります。このページでは、本サイト「ONE HOUSE」の取材にご協力いただいた「千葉good工務店会」に所属する3つの会社が対応した「三角屋根の家」の施工事例を写真付きで紹介。どんなスタイルがあるか、ぜひチェックしてください。
三角屋根が目を引く、個性あふれる平屋です。7帖の半屋外テラスが設置されており、第二のリビングがあるのが特徴的。いろいろな目的に合わせて使える土間空間やロフト空間も魅力の一つです。外観濃い色の木材を使用していますが、程よく白い外壁も取り入れています。テラスは屋根が日よけ代わりになっており、三角屋根の形状を活かした間取りにしました。内観には優しい色味の木材を採用し、温かい雰囲気に仕上げています。
三角屋根で可愛らしい印象でありながら、アッシュグレイのシンプルな外壁が格好良くもあるこちらの住まい。小さいスペースを上手に活用して広々とした空間を生み出しています。細部に家主のこだわりを詰め込んでおり、内観は白い木を基調としたフローリングと壁をチョイス。キッチンの床はステンレス仕様に合わせて床の色味も変えました。観葉植物を取り入れたり、グリーンのマットをさりげなく敷いたりなど、程よく緑が入っているのも素敵です。
プロヴァンス風のカントリーハウスです。黄色っぽい外壁と複数種類の茶色を組み合わせた三角屋根が可愛らしい雰囲気を醸し出しています。カントリー調なのは内観においても徹底されており、ライトや家具、ドアなど、質感や形状にこだわりがあるのが分かります。変わったカーブやアーチを描いた空間演出が特徴的です。
真っ白な外壁に水色の窓枠、白い車と、〝白〟で外観が統一されているコンパクトな住まいです。部屋には家主の趣味をふんだんに取り入れました。サーフボードやバイクなど、リビングの真横にしまえるスペースを設置。大好きなものに囲まれて生活できる空間に仕上がっています。趣味を豊富に取り入れていながら、部屋がごちゃごちゃしていないのがポイントです。リビングなどは特に省スペースになっており、テレビは壁面に設置しました。白い壁とフローリングの組み合わせの中に、はっきりとした青いドアを取り入れることで良いアクセントをつけています。
「切妻屋根」と称されることもある、2つの傾斜面を合わせて作られた「三角屋根」。三角屋根は山の形をしているのが特徴的であり、雨漏りするリスクを軽減できるというメリットがあります。三角屋根は形状的に水はけがよく、自然と水が下に流れていきます。一般的に屋根材同士を結合させた部分が最も雨漏りしやすいですが、三角屋根は形状がシンプルでつなぎ目が少ないのが魅力です。
色々なテイストに合わせられるのが三角屋根の魅力です。三角屋根は形状がシンプルなので、外壁の質や色を問わず、どのようなものでも合わせられます。同じ三角屋根を取り入れた住宅でも、勾配や窓の大きさや配置、軒の出の長さなどによって受ける印象が変化します。工夫すれば個性的な住まいにすることもできるでしょう。
三角屋根は破風側の外壁に直接雨が当たってしまうため注意が必要です。軒天や外壁も傷みやすいので、定期的にメンテナンスや点検を行うことが欠かせません。特に軒の出が短い住宅は注意が必要であり、対策としては軒の出を長くすることが挙げられます。屋根の形の変更はリフォームで行うのが難しいため、既に軒の出が短い住宅を購入してしまった方はメンテナンスに注力しましょう。定期的に塗装を施して屋根が雨水を吸収するのを防いだり、破風板板金巻きをしたりすると耐用年数を伸ばすことが可能です。メンテナンスの基本は塗装であり、チョーキング現象が生じている場合は早めに塗装するのが賢明です。
千葉good工務店会の取組み
千葉good工務店会は、須藤建設、工藤工務店、タウンズホーム、スタジオ・チッタの4社からなる団体です。工務店の家づくりを広めるべく、それぞれがライバル同士でありながら互いに協力し、家づくりの知識やスキルの向上をはかり、地域と未来への貢献及び慈善活動し、家づくりに親しんでもらうイベントなどを開催しています。