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日本古来の伝統美と、現代的で洗練された価値観が融合した「和モダン」の家。心くつろぐ温もりと、暮らしやすさやお洒落さを両立できる点が魅力です。ここでは、本サイト「ONE HOUSE」の取材にご協力いただいた千葉good工務店会に参加している工務店が手掛けた和モダンな住まいの施工事例を写真付きで紹介します。
木目を活かした温もりのある壁に開く、大きな窓が印象的な畳の小上がり。日本の伝統建築にも用いられている丸窓から望む緑は、一幅の絵画のように見る人の心を癒します。窓から差し込む光が白い壁面に映る様は、まるで真昼の満月のよう。時間や四季のうつろいを、ゆったりと楽しめる空間です。
玄関の扉を開けると目に飛び込んでくるのが、こちらの中庭。室内からそのまま裸足で出られる縁側のようなウッドデッキの先に、どこか和の雰囲気を漂わせる可愛らしい庭があります。一つひとつ形や大きさの違う窓が空間にリズムと広がりを与え、コンパクトながらも開放的な雰囲気に。壁に映る木々の影も、水墨画のような趣を醸し出しています。
リビングから続く和の小上がりは、スタイリッシュでありながらも柔らかく温もりのある雰囲気。寝転がってリラックスできるくつろぎスペースとして、読書や作業に集中できるワーキングスペースとして、さまざまな過ごし方を楽しめそうです。壁面に埋め込むように設置されたシェルフにも、空間の広がりを損ねないための細やかな気遣いが感じられます。
ダイニングスペースと和室スペースを分ける間仕切りを壁に収納すると、ふたつのスペースがシームレスに繋がります。広々とした開放的な空間を確保できることはもちろん、日々のお掃除にも便利なつくり。和と洋の設えが調和する空間は新しくもどこか懐かしく、暮らしを温かく包み込んでくれます。
和風庭園を備えたこちらの住まいは、休日をゆったりと楽しむために作られた「週末住宅」。京の町屋を思わせる通り庭風の玄関には、古材を使ったベンチが。本物の古材ならではのどっしりとした存在感と、懐かしい温もりを演出しています。大きな窓から庭を望める縁側は明るくモダンな雰囲気で、まるで気の利いたカフェを訪れたよう。日々の忙しさや都会の喧騒から離れて、旅行気分でほっとくつろげる住まいです。
重厚な風格と、令和の時代に馴染むスタイリッシュさを併せ持つ和の邸宅。掘りごたつのあるリビングから連なる階段は、腰かけてくつろいだり、読書やボードゲームなどを楽しんだり、思い思いの時間を過ごせる遊び心のある仕様です。和室には地窓が設けられ、程よい開放感と柔らかな採光を確保。家で過ごす時間をいっそう豊かなものにしてくれる、素敵な住まいの完成です。
和形の瓦を葺いた切妻屋根と、落ち着いた色調の塗り壁が印象的なこちらの住まい。一見すると純和風邸宅のようですが、家の中に一歩足を踏み入れると、どこか西海岸風のインダストリアルな世界観が広がります。住まいのそこここに設けられた大きな窓からは、住まいの背に広がる森の風景が。日本ならではの四季のうつろいをいっそう身近に楽しめる、開放感たっぷりの住まいです。
もともと敷地の目の前に生えていた松の木を活かし、楽しむことをコンセプトにしたという住まい。柔らかなグレーに扉の明るい色合いが効いた和の外観が、松の木のある風景にしっくりと馴染みます。家の中には吹き抜けが設けられており、自然光がたっぷりと差し込むつくり。階段の中ほどにある大窓からは松の枝葉を眼前に望むことができ、この住まいならではの特別感を味わうことができます。
和と洋のデザインが融合したスタイルの住まいは、和の落ち着きのある雰囲気と西洋のモダンデザインのシャープさが調和した良質な空間づくりを目指せるのが特徴です。落ち着いた印象の中に、スタイリッシュでかっこいいモダンの要素を取り入れられるため、幅広い年齢層に支持されています。
日本の伝統美と海外のモダンデザインが融合した「和モダン」の住まいは、比較的自由度の高い空間づくりが叶うのも魅力の1つです。洋風なリビングから和室に視線を移しても、つながりを感じられるのが特徴。また、アンティーク家具や古民家風の建具もなじみやすいでしょう。
土壁と和モダンは相性が良いのですが注意しなければいけないポイントがあります。土壁は年数が経つにつれて、乾燥してひび割れたりはがれたりすることも。このようなことを防いで、美しく保つためにも定期的に塗り直しを行うなど、メンテナンスを心がけましょう。
和風の襖や障子を用いる場合は、プライバシーの確保が大切です。襖や障子はドアと比較すると、音漏れや明かりが漏れてしまうこともあるからです。空間同士を仕切るのが好みではない場合でも、プライバシーを確保したい空間があるときは、防音性や扉にも注意が必要です。
和モダンスタイルの住まいにする場合、家具の色味にも注意が必要です。「和」な雰囲気を重視するために、原色などカラフルな家具を使いすぎると、和風が強めな印象に仕上がってしまうことも。カラフルな色味ではなく、なるべく落ち着いた色合いの家具を選ぶのがおすすめです。
千葉good工務店会の取組み
千葉good工務店会は、須藤建設、工藤工務店、タウンズホーム、スタジオ・チッタの4社からなる団体です。工務店の家づくりを広めるべく、それぞれがライバル同士でありながら互いに協力し、家づくりの知識やスキルの向上をはかり、地域と未来への貢献及び慈善活動し、家づくりに親しんでもらうイベントなどを開催しています。