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このページでは、千葉市中央区の住みやすさ、というテーマで同区の特徴をご紹介しています。中央区の治安や地価情報、都心までのアクセスなどについてまとめていますので、注文住宅を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
千葉市中央区は、千葉県の政治・経済・文化の中心地として発展を遂げてきた街です。人口はおよそ21万人で、都心部を中心に公的機関や病院、ショッピング施設、文化施設などが多く集まっています。
千葉市中央区の中でも、大きく4つのエリアに分かれています。具体的な内訳は、千葉駅周辺の都心エリア、公園などが多い東部エリア、観光地としても人気の臨海エリア、スポーツ施設を擁する川崎町の4つです。
主要駅である千葉駅には、JR総武線や京葉線をはじめ、合計8つの路線が乗り入れます。東京駅や品川駅といった東京都心エリアにも、概ね1時間以内にアクセス可能。通勤時間帯に千葉駅を始発とする電車もいくつかあり、座って都内へと通勤したい人にも適しています。
中央区には、千葉県内で最も多くの教育施設が集まっています。保育所の数も充実しており、令和3年4月1日現在の待機児童数は0人。また、通院・入院時の医療費の負担が少なくなる「乳幼児・子ども医療費助成」の制度も、中学校卒業まで利用することが可能です。
千葉市中央区の犯罪率は、県内の他のエリアに比べると少し高め。千葉駅の近くには夜のお店が密集する繁華街もあり、夜間の一人歩きなどの際には緊張を要するかもしれません。しかし、近年では周辺に防犯カメラを設置するなど、犯罪抑止のための取り組みも進んでいます。
千葉市中央区の刑法犯認知件数は下記の通りです。
刑法犯認知件数の推移をみると、はっきりと数が減っていることが分かります。また、防犯ボランティアの募集や、防犯・防災についての最新情報をメールで受け取れる「ちばし安全・安心メール」のサービスなど、市を挙げた防犯対策も積極的に行われており、さらなる治安の向上が期待できます。
【参照】
・千葉県警察HP「犯罪統計」
https://www.police.pref.chiba.jp/keisoka/safe-life_crime_statistics.html
8路線が乗り入れる千葉駅を擁する中央区には、合計18カ所の駅が存在します。東京へは40分前後、新宿や品川へは1時間前後でアクセスすることが可能。県内でも比較的利便性の高いエリアであり、住んでいる人からも概ね満足の声が聞かれますが、場所によっては車が必須となることもあります。
千葉市中央区にある主要駅から都心へのアクセスをご紹介します。
千葉駅(東西線)
主要駅 | 所要時間(目安) |
---|---|
新宿駅 | 58分 |
品川駅 | 50分 |
東京駅 | 38分 |
やや時間はかかるものの、概ね1時間以内に都内の主要エリアにアクセスすることが可能です。新宿駅や東京駅へは、乗り換えなしでアクセスできるという利点も。
駅の内外には百貨店などが集まっており、駅周辺だけで1日楽しむことも可能なほどです。利便性が高い一方で、駅から見て東側の栄町エリアには歓楽街があるなど、治安に難がある側面も。
本千葉駅(京葉線)
主要駅 | 所要時間(目安) |
---|---|
新宿駅 | 61分 |
品川駅 | 56分 |
東京駅 | 41分 |
駅の周辺は比較的静かで落ち着いた雰囲気です。千葉県庁や千葉県警本部といった行政施設にアクセスできるほか、駅の西口からは複合施設「千葉ポートスクエア」を訪れることも可能。都内に通勤・通学する場合はやや時間がかかりますが、幅広い世代にとって住みやすいエリアです。
蘇我駅(京葉線)
主要駅 | 所要時間(目安) |
---|---|
新宿駅 | 65分 |
品川駅 | 60分 |
東京駅 | 42分 |
スーパーやドラッグストアなどが充実しており、生活利便性が高いエリアです。また、保育施設や小学校、公園の数も多く、ファミリー層にとって暮らしやすいという特徴も。
▪️千葉市中央区の平均坪単価:70万3056円/坪(2021年[令和3年] 公示地価)
2021年の公示地価によると、千葉市中央区の平均坪単価は70万3056円。前年からの変動率は、+1.45%です。
1983年以降のデータで、最も公示地価が高かったのは1991年(109万4666円)。その後は急速に下落し、2000年ごろからはほぼ横ばいの状態となりました。近年ではゆるやかに地価が上昇していましたが、急速に下落した1991年の地価を踏まえると下がる可能性もあるでしょう。
千葉市中央区の各エリアの平均坪単価は、下記の通りです。
エリア | 坪単価平均 | 変動率 |
---|---|---|
栄町 | 342万3691円/坪 | +3.14% |
千葉駅 | 143万7520円/坪 | +2.25% |
葭川公園 | 114万4746円/坪 | +1.60% |
千葉中央 | 108万7603円/坪 | +1.30% |
みどり台 | 85万7851円/坪 | +1.70% |
新千葉 | 84万4077円/坪 | +2.98% |
西千葉 | 77万3553円/坪 | +1.25% |
千葉公園 | 67万1074円/坪 | +2.64% |
西登戸 | 64万9586円/坪 | +1.54% |
作草部 | 56万9696円/坪 | +1.27% |
県庁前 | 56万8831円/坪 | +1.27% |
蘇我 | 45万9504円/坪 | +1.28% |
千葉寺 | 45万3223円/坪 | +0.44% |
本千葉 | 44万7933円/坪 | +1.82% |
都町 | 35万8016円/坪 | +0.68% |
大森台 | 30万3282円/坪 | +0.60% |
学園前 | 25万8402円/坪 | +0.79% |
千葉みなと | 24万9876円/坪 | +2.93% |
浜野 | 18万9090円/坪 | +1.16% |
エリアによって、坪単価には大きな開きがあります。特に価格が突出しているのは、繁華街を擁する栄町エリア。平均坪単価の数字を押し上げる一因にもなっていますが、住宅地としてのニーズは低めです。
反対に、中央区の中でも最南端の浜野エリアの坪単価は19万円弱と、比較的手の届きやすい数字に。公共交通機関の利便性は都心部に劣るものの、街の雰囲気が良く、静かに暮らしたい人に高い需要のあるエリアです。
中央区内で最も栄えている千葉駅周りは、利便性が高い一方で治安にやや難があります。反対に、都心部から遠い浜野エリアは穏やかな雰囲気からファミリー層に人気ですが、車がないと通勤などに支障が出る可能性も。あらかじめそれぞれのエリアの特色や交通事情、治安についてリサーチするとともに、住みやすさと利便性のどちらをどの程度優先したいかを家族で話し合っておきましょう。
東京湾に面している千葉市中央区。万が一津波が襲ってきても大きな被害が出ることは考えにくいとされていますが、海に近い一部のエリアでは浸水被害が発生する可能性もあります。
関東地方を直撃する大きな地震は、いつ起きてもおかしくないと言われています。家を建てる際は、あらかじめハザードマップや津波避難ビルの位置などを確認し、水害対策にも気を配りまましょう。
千葉公園はさまざまなレクリエーション施設がある公園です。ボート池や遊具広場、運動広場、千葉競輪場、プールや体育館などのスポーツ施設をはじめ、ハス池や花見広場、ボタン・シャクヤク園など、風景が豊かな場所がある点が魅力です。特にオオガハスは千葉市の花であり、市民に親しんでもらえるよう、オオガハスの展示施設「蓮華亭」を建設しました。ボタンとシャクヤクも美しく、千葉公園は市内でも有数のボタン・シャクヤクを見られるスポットとして人気です。6種類のボタンと10種類のシャクヤクは色が多様であり、4月~5月の見ごろは圧巻です。さらに、「好日亭」という茶室や、喫茶軽食を食べられる「カフェ・ハーモニー」もあります。水辺の景色を眺めることができるカフェ・ハーモニーでは、心身共にくつろぐことができるでしょう。
国内でも有数の広さを誇る千葉ポートタワー。千葉ポートタワーは国際貿易港「千葉港」の象徴です。オープンしたのは1986年6月15日で、東京湾やスカイツリーなどを一望できます。ハーフミラーガラスがあるのが特徴の一つであり、熱線反射ガラスの性質により表面が鏡のようになっています。タワー全体に周辺の景色が映し出され、空の色の変化など、時間によって表情が変わるのが綺麗です。
1995年に千葉市の市街地の中心に建てられた千葉市美術館。千葉市美術館は戦前の建物である旧川崎銀行支店を新しく包み込むようなデザインで設計されており、市内に残っている数少ない歴史や文化を次世代に残せるよう配慮しています。美術館の主なコレクションは3つあり、「近世から近代の日本絵画と版画」と「1945年以降の現代美術」、「千葉市を中心とした房総ゆかりの作品」です。上記の3点を展示の切り口としているのが千葉市美術館の魅力です。所蔵作品の展示に加え、参加型や体験型のアートプロジェクトを積極的に行ったり、親しみやすい図書を集めた図書室を備え付けたりなど、気軽に美術を窘める空間づくりにこだわりました。
千葉good工務店会の取組み
千葉good工務店会は、須藤建設、工藤工務店、タウンズホーム、スタジオ・チッタの4社からなる団体です。工務店の家づくりを広めるべく、それぞれがライバル同士でありながら互いに協力し、家づくりの知識やスキルの向上をはかり、地域と未来への貢献及び慈善活動し、家づくりに親しんでもらうイベントなどを開催しています。