千葉県の住宅展示場・モデルハウスに行ってみました

午前11時。最初に向かったのは一条工務店。モデルハウスの前にドドンと「家は性能」とうちだしてあるところからも分かるように、性能にこだわったハウスメーカーね。

家の中に入ると広くて明るい玄関と、涼しい風がお出迎え。当日は真夏日だったからこれだけでかなり癒される。
ちょっとして担当者さんがやってきました。

年のころは30代後半ぐらいかしら？マスク越しだけど爽やかな感じが好印象。背がちょっと低めなのがもったいないかな。ってそんなことはどうでもいいですね。

玄関でスリッパに履き替えてリビングへ。リビングはかなり広くて解放感があって素敵。さすがにこんなに大きな家は建てられないんだろうなと思いながらも、これに近い家が建てられるのかと思うとちょっとテンションがあがりますね！

気密性や断熱性に優れていると、住んだあとの費用が安く済むとか。夏涼しくて冬暖かい家なので、冷暖房費をグッと抑えることができるのだそう。

また、一条工務店さんの外壁は塗り替えが基本的に必要がないので、外壁や屋根の修理にかかってくる費用も抑えることができる。普通の家だとだいたい10年ぐらいで補修が必要になってきて、外壁塗装プラス足場代で100万円近くかかるとか。

なるほど、住んだあとのことも考えないといけないわけね！

続いては標準設備のお話。全室床暖房で、キッチンなどの水回りも全部標準仕様とのこと！なんでもすべて自社で施工しているからできることらしく、ほかの会社だとこれらはオプション料金になるとか。

へぇ、床暖房はなんとなく分かるけど、キッチンとかって普通に付いてくるものだと思ってたので、ちょっと驚き。にしても床暖房まで標準仕様ってすごくない！？

今住んでいる家は、一軒家タイプの賃貸なんだけど、正直冬の床が冷たくてしょうがないの。暖房で家が温まるまではスリッパが欠かせなくて、床暖房欲しいな～って思ってたところだからこれは嬉しい情報。

続いてはお金の話。うんうんやっぱり気になるところよね。こちらも他社と比較してのお話だったんだけど、一条工務店さんは自社施工をしていたり、テレビ広告をしていないので、坪単価が65万ぐらいなのだとか。

うん、これだけだと高いか安いか分からないけど、ほかの有名ハウスメーカーさんのだいたいの坪単価と照らし合わせると安いことが分かる。

一条工務店さんよりも坪単価が安いところもあるんだけど、さっき話した、性能面の基準をクリアしていないところなので、性能や標準設備の観点から見ると、一条工務店さんが安い方ということらしい。

ちなみにこの坪単価65万円というのが、建物だけの金額で、これに諸費用とか色々かかってくるそう。それをひっくるめるとプラス20万円ぐらいになって、だいたい坪単価85万円ぐらいになるようです。

つまり、私たち夫婦が30坪の家を建てたいと思ったら、30坪×85万円で、建物代がだいたい2,550万円。これに土地代が入るので、まあだいたい3500万～4000万円ぐらいかかると考えておいたほうがいいのかしら？

まあ私たち夫婦の年収だったらなんとかいけそうな金額かな…。

とにかく他社と比較して性能面に優れているのに、坪単価が安いということは分かりました。イメージとしてはこだわりの家を建てるというよりも、家の性能を安く買うという感じかな？標準装備が充実している分、家の自由度はちょっと制限されるみたいね。

午後1時。2軒目は住友林業さん。一軒目で2時間たっぷりお話を聞いたから、ほぼ休みない状態でした…。

出迎えてくれたのは、30代後半から40代ぐらいの、明るい担当者さん。「暑い中ありがとうございます」と出された冷たいお茶がのどを癒してくれました。

なんでもビッグフレーム構法を採用しているようで、560mm幅の柱を使っているとか。あとで実物を見せてもらったんだけど、ものすごい太かった！通常の柱の5倍もあるらしいので、そりゃ地震に強いだろうという感じ。

この柱をこれまた太いボルトでそれぞれをつなぎとめているから、より地震や強風から家を守ってくれるんですって。このボルトは住友林業オリジナルらしく、他社とは一線を画しているとか。他社の製品は薄い金具を外側でつなげているだけなので、全然強度が違うそうです。

さらに何度も耐震実験を繰り返し合計で246回も耐えたという結果も。耐震等級は最高が3までしかなく、600ガル（よく分からないんですが…揺れの強さらしい）に対して倒れないという基準らしいんだけど、実際に日本で起きた大地震は2700ガルとのこと。その中で住友林業は3406ガルに耐えた優れものとのこと！

やっぱり日本に住むからには地震は切っても切れないので、強すぎても損はないかな。むしろこれぐらいあったほうが、仮に大地震が起きた際に子供たちが家にいた場合でも安心できますね。

一般的な2×4（ツーバイフォー）や2×6（ツーバイシックス）だと、構造上必要な壁があるけど、ビッグフレーム構法だとその壁を減らすことができるそうです。

具体的にはまぐさという、窓や部屋の出入り口の上部にあって、柱と柱の間に渡してある板とのこと（あとで調べて分かりました…）。これは取りたくても取れないものらしいんですけど、住友林業だと実現可能とのこと。これは設計図だけだと分かりづらいらしく、家を建てる段階で分かることが多いとのこと。

実際に見せてもらいましたが、確かに言われないと分からない箇所なので、何も知らなかったらスルーしてしまいそう。でも、部屋を広く見せたかったらこっちの方がいいかも！

通常会社の保証は10年のところ、住友林業の初期保証は30年（10年目と20年目に防蟻処理を行うことが条件）。30年後にメンテナンスをすることでさらに60年の保証がついてくるとのこと（40年目と50年目に防蟻処理を行うことが条件）。

防蟻処理は10万円程度とのことなので、20万円ぐらいのメンテナンス費用で30年間保証得られるのは安心ですね！60年の保証となったら、息子に譲り渡すことができるね！年とっても息子と暮らせるなんて嬉しい～♪

ちなみに大手ハウスメーカーだとつぶれずらいという安心感があるのも強みだとか。基本家の注文住宅会社は自分が建てた家以外のメンテナンスはしないそう（そりゃそうか）。そうなってくると10年後にその会社があるなんて保証はないですよね？ということらしい。そこにきて大手ハウスメーカーで建てれば、10年後に会社が存続している可能性がほかよりも高いということだそうです。

やっぱり他社と比較して自社の性能の強さをアピールする印象かな？特に住友林業さんは地震への取り組みが素晴らしいことが分かりました。地震の際に家に居て安心というのは本当に助かります。保証も充実しているとのことなので、一生をこの家で過ごすと考えた場合とても良い会社さんだなと思いました。

指定されたのは、千葉市緑区にあるモデルハウス「木と漆喰の家」。周りは新しい家が立ち並んでいる新興住宅地っぽい印象。

玄関に入った途端に木の香りに包まれ早くもテンションがあがります！
「うわ～素敵な木の香りですね！癒されます」と思わず口に出したところ、
「そうですかね？これが当たり前すぎて、私には何も感じないんですよね」との返事が。
「本当ですか！？玄関入った瞬間分かりましたよ！」
木の香りが当たり前になるぐらい木に触れているということが分かります。おそらく何十年もの経験によってそうなったのでしょう。もしかしたら通常の人ならば「どうです？木の香りすごいでしょう？」とアピールしてきたかも。

SUDOhomeはもともと北海道からスタートした会社で、今回のこの家はその原点に返った家がテーマとのこと。

特徴は1階は扉がないというという点。あるのはトイレと洗面所のみ。廊下からリビング、リビングから廊下に扉を設けてなく、玄関に入ったらワンルームという作りを基本にしているそう。

続いては2階に行ってみることに。ぶっちゃけ今私が住んでいる家の夏場の最大の問題は2階。階段をのぼっていくにつれ、熱気がモワモワと立ち込める始末。正直地獄。

先ほど須藤さんはエアコン1台で十分とおっしゃっていたけど、本当に大丈夫なのかしら？と心配するまでもなく、2階も温度はほとんど変わらず、快適な温度！

エアコンから1番遠い位置にある部屋にも入らせてもらったんですけど、本当に気温が変わらなくてビックリしました。これって部屋のドアをしめ切っていても気温が変わらないそうですよ。

部屋にはエアコンを付けられるようにはなっているけど、一度夏を過ごしてみてから検討してくださいと言っているようです。

他社との比較ではなく、自分たちの家づくりに誇りとプライドを持っているという印象を受けました。

なぜ、このような設計やデザインにしているのかというコンセプトがしっかりしていて、でもそれがエゴではなく、気持ちよく家で過ごすための提案であり、そこに住む人のことを最優先に考えているところに感動しました。

あえて、ハウスメーカーと比較するなら、ハウスメーカーは注文住宅を売るという印象、工務店は注文住宅を建てるという印象を持ちました。

どちらが良いということではないんだけど、カッチリと整った家を建てたいならハウスメーカー、注文住宅会社と話し合いながらオリジナルの家を追求したいなら工務店という感じかな？

なお、本来だったら、宿泊体験をできるそうです（2020年8月現在はコロナの影響で中止中）。30分や1時間程度じゃ理解するのが難しいだろうということで、では実際に1泊してみて心地よさを体験して、普段の生活との違いを知って欲しいとのこと。

あぁ、コロナがなかったら絶対に体験をお願いしてみたい！まだ入って数分しかたっていないけど、須藤さんの家のこだわりを聞いていたらすっかり魅了されちゃいました。

本日は工藤工務店さんの期間限定のモデルハウス「Try Angle」にお邪魔してきました！案内していただいたのはなんと取締役の工藤一行社長！
11月末まで期間限定でモデルハウスとして公開しているので、今はもう見られないのが残念なところ。こんなきれいなお家に住めるなんて羨ましい～！！と叫びたくなるぐらい素敵なお宅でした！

まず、部屋の隅々にまでこだわりが行き届いていると感じました！一生に一度の買い物だからこそ、一人ひとりのこだわりは大きく、細かいものになるはず。工藤工務店さんは、そんな理想の住まいを実現するために、ゴールまで一緒に寄り添って伴走してくれるような存在だと思います。

素材にこだわったデザイン性と快適さを両立させたい！ と考える方は一度相談してみるといいんじゃないでしょうか？ こりゃ私も旦那に相談だな…。

こちらのモデルハウス「Try Angle」は11月末までの期間限定公開ですが、新たに別のモデルハウス「Obscure」がオープンするので、興味を持たれた方はそちらにも足を運んでみて欲しいとのことでした♪

※現在は公開していないので、所在地情報等の掲載はしておりません。ご了承ください。

千葉県にはさまざまな住宅展示場があります。それぞれの展示場ごとに出展している住宅メーカーが異なりますので、さまざまな展示場に足を運んでみることにより、理想の住まいのイメージを固められるでしょう。
ここではそれぞれの住宅展示場について、所在地や営業時間、特徴などについてまとめていますので、気になる展示場がある場合にはチェックして、積極的に足を運んでみることをおすすめします。

住宅展示場とは、さまざまなお家が集まっているスペースです。スペース内に建っているそれぞれの家は、複数のメーカーが手掛けたものであったり、同じ会社によるタイプ・シリーズ違いの家であったりします。また、一軒ごとに担当のスタッフがいるので、興味のある家について、話をきくことも可能です。自分のニーズに合う家をさがすために、住宅展示場に足を運んでみる価値は、充分にあるでしょう。

実際に物件の間取りや設備、雰囲気など、さまざまなところを見たり触ったりして確認できるのが、住宅展示場の魅力でもあります。常に進化を続ける住まいに関する技術を体感することで、実際の暮らしのイメージをふくらませるためのヒントにもなるはずです。

住宅展示場は複数のメーカーが建てたモデルハウスが展示されているスペースのことです。実際に購入することはできず、来訪者に対し手掛ける住宅のイメージが抱きやすいようにデザインされています。複数のメーカーが立ち並んでいるので、メーカーごとの家づくりの特徴などを比較しやすいといったメリットがあるでしょう。

一方、住宅街にあるモデルハウスの場合は条件さえ合えば、そのまま購入できるケースもあります。基本的には土地込みなので、気に入ればスムーズにマイホームが手に入れられるでしょう。ただ色んな人が見学に訪れているため、それを気にする人には不向きです。

様々なメーカーの家を間近で見て、比較することが出来るという点が大きなメリット。また住宅展示場にあるほとんどのモデルハウスには営業マンが常勤しているため、家の内容だけでなく様々な詳細を教えてもらえます。また家づくり全般の情報も得られるなど、マイホームを検討中の方にとってはメリットが大きいでしょう。小さな子供向けのイベントも定期的に開催しているケースが多く、子どもも退屈することなく楽しめるのも魅力的。

住宅展示場に足を運ぶことで多くのメリットがありますが、ただ見に行っただけでも、営業の電話がかかってきたりチラシが届いたりする可能性もあり、その点はデメリットに挙げられるでしょう。また複数のメーカーを一度に見て回ることが多いので、見学に疲れ果ててしまうことも。さらに比較する材料が多すぎれば、どれが良いのか分からなくなり、家づくりに迷いが出やすくなるので注意が必要です。少しでもデメリットを減らすためにも、事前に見たいメーカーを厳選するなどの対策が必要でしょう。

ステキなモデルハウスを見ると、つい現実を無視して理想や憧れが膨らんでしまうものです。しかし多くの方はマイホームを購入する予算が決まっており、それよりも大幅にオーバーすることはできないはずです。予算内に理想の注文住宅を手に入れるために、まずは予算・間取り・家族構成・設備など譲りたくない条件を事前にチェックしてください。さらにチェック項目のなかで優先順位を明確にしておけば、現実的なポイントを見て回ることができるでしょう。

住宅展示場にあるモデルハウスを全部1日で回ることは、ほぼ不可能です。限られた時間を有効に活用するためには、前もって回りたいメーカーを絞り、ルートを決めておきましょう。また住宅展示場には多くの方が訪れており、別の家族に対応している場合、じっくりと話を聞くことが出来ないケースもあります。どうしても見たいと思うメーカーがあれば、事前に予約しておくのも一つの手です。また質問したい内容などを考えておくことも大切でしょう。

住宅展示場で営業マンと話をすれば、家づくりに有益な情報を数多く教えてくれるでしょう。ただ、たくさんの家を見て回って、自宅に戻ってみると、どれがどのメーカーの話だったかゴチャゴチャになってしまうことも。そのためメモ・筆記用具・カメラ・メジャーなどを持参しておけば、少しでも気になる点をチェックしやすいでしょう。もちろんスマホで全て済ませられるのであれば、スマホだけでも構いません。さらに靴もヒールではなく、歩きやすいものにすることが大切。住宅展示場は想像以上に広々としているので、かなりの距離歩く覚悟をしておきましょう。

住宅展示場のモデルハウスは少しでも見栄えをよくするために標準仕様だけでなく、オプション仕様も含まれています。そのため取り入れたい設備がオプションで、別途費用が発生するケースも少なくないのです。少しでも気になった設備やインテリアがあれば標準かオプションか確認し、さらに写真に撮っておくなどの対応を行いましょう。また、できれば値段も確認してください。