ロフトがある家

勾配天井でリビングと繋がったロフト空間は、ごろりと寝そべれば、小窓から明るく、あたたかな陽射しが差し込んで ゆったり寛げるセカンドリビングにぴったりです。床はアカシアフローリングを使用して、木のぬくもりも感じられるのが魅力です。

平屋に、多目的に使える土間空間とロフト空間をプラスした贅沢な住まいです。部屋どうしを遮る壁はほとんどないにもかかわらず、プライベートな空間も確保でき、平屋ならではの開放的なワンフロア感も感じられるのが魅力です。土間空間とロフトを上手く活用することで、リビングがすっきりとした印象になっています。

キッチン横のステップフロアに綺麗に収まったピアノの奥には、リビングからは見えない作り付け収納の本棚が。隠し棚のような本棚の上のロフトは、まさに秘密基地と言いたくなるような プライベート空間です。３つの窓から陽射しが差し込んで、採光もばつぐんです。

リビングの上のロフトはセカンドリビングとして、すぐ下に家族を感じながら静かに寛げるスペース。オープンな仕様でありながら、書斎としても活用できそうな空間になっているのが特徴です。 創り手の技術とチャレンジ精神を詰め込んだ住宅になっています。

読書や音楽鑑賞など家時間をゆったり過ごせるクリエイティブスペースが家じゅうに配置された、洋書の1ページのような色使いの住まい。 まるで図書館で暮らしているような心地よさです。

リビング上の2階部分はホビースペースとして、読書や手芸、テレワークにも大活躍。2階に上がる途中にある中二階のスペースが、こだわりの高さ感で贅沢な空間です。家全体の区切りがないので、リビングと温度も変わらず、エアコン1台で快適に過ごせるのが魅力です。

広々とした土間と一体化したLDKから空間を介してワークスペースやロフトも見渡せる、家族の繋がりが感じられる住まいになりました。リビングのロフトは子供の遊び場にもぴったりでキッチンやリビングにいても子供とコミュニケーションがとれるのが魅力です。ワークスペースは、学習スペースとしてもちょうどいい距離感です。

LDKのキッチンの上に創られたロフトを、家族の賑やかな声をBGMにゆったりと過ごせる書斎としてデザインした住宅です。住宅に囲まれた立地を考慮して、多くの時間を過ごすLDKを2階にもってきて、吹き抜けとサイド窓からの採光で明るい空間を演出すると同時に、バルコニーには木製ルーバーを設置してプライバシーにも配慮しています。

ロフトを設置した際のメリット・デメリットを紹介します。

ロフトは誰かの部屋としても、また、収納としても使える利便性を持っています。
例えば、平屋や、天井の高い家などで収納スペースを確保したいときにもロフトは便利な存在。
必要に応じて収納にもなり、部屋など生活スペースとしてももちろん使うことができます。
室内に家具などを増やすよりも住居がすっきりとして見え、しかも大容量の収納が誕生します。

梅雨の時期などには部屋干しする機会も増えますが、そんなときにもロフトは活躍してくれます。
ロフトは屋根に近い高い場所に設置されるため、暖かくなりやすく、洗濯物を干すスペースとしては有効に使えます。
特に天窓がついている場合には日光を取り込むこともでき、より部屋干しが快適となることでしょう。

ロフトは天井近くに設置されるため、空調の効き目が悪くなるという欠点があります。
そのためロフトを生活スペースにする場合は、冷暖房を完備するのはもちろんのこと、壁には断熱材をしっかりと入れ、換気設備も充実させなければなりません。光熱費を抑えるためには、サーキュレーターなどを活用し、効率的に室内の大気を循環させる必要があります。

ロフトは基本的に高い場所に設置されます。そのためはしごや階段を使って上り下りすることになるのですが、その際には充分注意が必要です。
お年寄りが足を滑らせた際には大ケガをする可能性がありますし、子供ははしごや階段で遊んだりする危険性があります。
はしごや階段から落ちないように滑り止めを設置する、もしも足を滑らせたとしても大ケガをしないよう周囲には物を置かない、といった配慮が必要です。

ロフトを設けるためには、暑さや風通しの対策を施さなくてはなりません。とりわけ夏場は熱くなりやすいので、断熱材を厚くしたり、全館空調を取り入れたりする必要があるでしょう。年中快適に暮らせる住まいにするためには、ハウスメーカーの導入を検討するのも一つの手です。また、ロフトの階段の安全性も考慮しなくてはなりません。ロフトには梯子が固定されていなくてはならないという条件があるので、子供たちが利用することも念頭に入れて設置するのがポイントです。収納階段や固定式階段の設置を考えている場合、自治体によって制限があるので、設置する前に自治体に確認を取っておきましょう。

ロフトを作る際は空間を広く確保するのがポイントです。1階分か2階分の高さを保ちつつ天井高を作るには、天井の一番高い位置にロフトを設置すると良いでしょう。高さを確保するのが難しい場合は、間取りを検討し直すと上手くいくでしょう。高さを確保できなくても広さがあれば、収納スペースを作ったり子供の遊び場にしたり、趣味の部屋にしたり、目的に応じて使える空間になります。限られた空間を有効に活用するために、間取りを工夫するのが大切です。なお、ロフトを設けると部屋に奥行がでるため、自然と空間が広がったように感じられます。人が来て人口密度が上がっても解放感のある空間を演出できるでしょう。