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など
2階に設置しておけばよかった、逆に使いづらかったといった意見や、水回りがまとまっていないことへ困っている方が多いようです。
では、この注文住宅を建てる際に水回りで失敗しない方法はどのようにすれば良いでしょうか?千葉県の家造りのプロ集団『千葉good工務店会』の皆さんにお話を聞いてみました!
デザイン重視になっている
水回りの位置の不具合は、デザイン重視の方に多い様に感じます。お客様が悪いのではなく設計者もデザインだけでなく、住むということが前提での住宅を提案すべきですね。
線ではなく点で考えてしまっている
設計計画確定時において、水回り以外の要素のウエイトが大きくなっていて、おのおのが独立した計画となってしまっている場合があります。水回りは家事動線同様、点ではなく線とし計画することが望ましいです
生活スタイルを設計者と一緒に考えましょう
キッチンを中心としたシンプルな回遊動線とご家庭毎の生活スタイルをお客様・設計者共に共有しあうことがとても大切です。そして現在の生活スタイルと将来の生活スタイルを設計者と考えましょう!
配置計画や利用方法はご夫婦両方の意見を持って
家族のライフスタイルも子供の成長過程などとともにに可変していくため、原則大人を対象に計画することが良いでしょう。性別などの要素もかんがみて、成人数名の居住区として利用することを想定することをお勧め致します。配置計画や利用方法には、必ずメリットデメリットがあるので、ご夫婦両方の意見をご相談され、選択をされてみてはいかがでしょうか?
特にその必要はないと思います。施工上やメンテナンス上は同位置にあったほうが良いと思いますが、生活同線やその他の要素を重要視した方が良いと思います。
まとめた方が後のメンテナンス時などにはいいのかと思いますが、今は必ずしもまとめなくても生活導線を優先された方が良いと思います。
一概に言えませんが配管ルートはシンプルになり有利です。
費用や水回りの点検等を配慮すると、まとめられたほうがいい利点もありますが、住まい方や土地形状で、離れたほうがいい使い勝手もあります。
水とお湯では条件が違う事もありますが、水道の水圧に関しては地域性が多く関係している、若しくは宅地内に引き込まれている水道管の口径によって変わりますので、難しい事が多いです。お湯の場合は、ガス給湯器であれば水道と同等の水圧がありますが、エコキュートの場合は一般的に半分程度の水圧になります。3階建てなどの場合は3階建て用のエコキュートを使用する必要あります。
現在は同時に使用して水圧が著しく下がることは少ない設計になっているはずですが各社に念の為確認をしておくと安心でしょう。
水道管の径を大きくする、アパートなどではよくやります。ただ現行の住宅ではそこまで気にならないと思います。二世帯などは事前に居住人数などを考慮しますのでご安心ください。
極力分岐配管を少なくすれば水圧は落ちづらくなりますよ。
それでは、水回りの成功事例について見てみましょう。坪別に事例を紹介していますので、間取りを考える際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
出典:https://suumo.jp/chumon/tn_kyoto/rn_lhousing/069745_0001/jitsurei/jc_0004/?suit=nsuusbsa20100707001
水回りを2階に集めた点が特徴の住まい。元々は以前住んでいた家の水回りに不備が出てきたことがきっかけで建て替えを行いました。
洗面室・浴室を2階に設けることによって、洗濯が終わったらすぐにバルコニーに移動して干せる、またお風呂に入ったらすぐに寝室に移動できるなど、非常に無駄のない動きができる間取りを実現しています。また、1階はバリアフリーにすることで完全にフラットな状態になるために掃除がしやすいというメリットもあります。
出典:https://suumo.jp/chumon/tn_shiga/rn_143840/143840_0001/jitsurei/jc_0032/?suit=nsuusbsa20100707001
動線にこだわって設計された住まいの実例です。水回りについてはトイレ・洗面・脱衣所・浴室が一直線に設計されています。洗濯動線も快適で、洗濯が楽しくなった、とのことです。
他にも玄関の動線が非常にお気に入りで、お客様用の玄関と家族用の玄関を別にしている点が特徴。お客様用の玄関はいつも片付いているため、急な来客でも慌てずに済みます。さまざまな動線についてしっかりと考えられているため、快適な住まいを実現しています。
出典:https://suumo.jp/chumon/tn_tokyo/rn_tamahome/101745_0000/jitsurei/jc_0067/?suit=nsuusbsa20100707001
「家事が楽になるように」という希望が反映された設計。特に水回り動線はこだわりがあり、パウダースペースや洗面台、洗濯機置き場、浴室が一直線に並んでいます。また、この一直線に並んだスペースの天井には物干しを取り付けることにより、室内干しも簡単にできるような設計となっているため、効率的に家事を済ませることができます。
使いやすい水回りを実現するために大切なポイントは、まず家族の動線を確認すること。時間によっては同時に複数の人が利用したいと思うこともありますので、混雑しないような配置にしておくことが大切です。また、水回りは年齢によって使い勝手が異なる点もおさえておきたいポイント。特に子供や高齢者がいる場合には、いつもいる部屋から水回りにアクセスしやすいか、また床の滑りやすさ、浴槽の高さなどに注意します。場合によっては手すりなどの設置も検討しましょう。
さらに、快適な水回りを考える上では家事動線も合わせて考えると効率的。水を使う家事は炊事や洗濯、掃除などさまざまなものがあります。水回りに関する設備が全て1階にあることで家事の同時並行が容易に。料理をしながらお風呂のお湯をためる、炊事で使っていたふきんをすぐに洗濯機に入れることができるようになり、時間短縮にもつながるでしょう。
細かくヒアリングさせて頂き、ご家族に合わせた水回りのご提案をさせていただきます。お子様が娘様であれば5年後10年後を想定して洗面を広くご提案させていただくなどご要望以外にもこれがあると便利ではと思うものは常にご提案させていただきご検討いただきます。
千葉good工務店会の取組み
千葉good工務店会は、須藤建設、工藤工務店、タウンズホーム、スタジオ・チッタの4社からなる団体です。工務店の家づくりを広めるべく、それぞれがライバル同士でありながら互いに協力し、家づくりの知識やスキルの向上をはかり、地域と未来への貢献及び慈善活動し、家づくりに親しんでもらうイベントなどを開催しています。