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生活動線

生活動線の画像
須藤建設の公式サイト
(https://sudohome.com/gallery/5703/)

【アンケート】生活動線への不満は
15%の人が感じている!

千葉県で注文住宅を建てた方111人に聞いた結果、生活動線への不満を感じている方は全体で15%でした。しっかりと考えていたはずなのに、なぜこんなことがおきてしまうのでしょうか?。実際に生活動線に悩んでいる人の声を見ていきましょう。

生活動線のどの点に不満を感じている?

  • 洗濯物を干すのに子供部屋を通らないと行けないので子供が休日寝ている時はなかなか干しにいけない。
  • 夫が建築家なので、すべてに優先権があり、キッチン、ダイニングへの動線は女性目線ではありませんでした。
  • 毎日の家事を考えて仕事の手順通りにすればよかったのに、洗濯機を部屋の隅のほうにおいてしまったので、食事の用意をしながら洗濯をすると、動く距離がとても多くなってしまった。
  • 調理台から冷蔵庫までが遠く、時間のロス。無駄に動く。
  • お風呂を入るのに寝室を通らなければいけない…

など

最初はしっかりと計画を立てていたのに、実際に生活してみるとなんか違うということになってしまっているようです。

家づくりのプロが解説!
生活動線で失敗しない方法

千葉good工務店会

では、この注文住宅を建てる際に生活動線で失敗しない方法はどのようにすれば良いでしょうか?千葉県の家造りのプロ集団『千葉good工務店会』の皆さんにお話を聞いてみました!

なぜ無駄な動きが生じる
生活動線になっちゃうの?
小林さんイラスト
タウンズホーム
小林さんの見解

ご自身の生活スタイルが伝えきれてないのでは

帰宅後やお家での過ごし方は人それぞれなので、そのスタイルが伝えきれていないのではないでしょうか?生活のスタイルをしっかりとお伝えいただくことで解消されると思います。

須藤さんイラスト
SUDOhome
須藤さんの見解

意匠と生活設計は難しい…

生活動線は十人十色なので、個々の生活様式に対応する設計力や企画力が求められますが、意匠設計と生活設計の両立は、施主・設計士共に難しい部分があり、かたよりが発生することによって生じる事案が多いと思われます。

生活動線の無駄を
発生させないためには?
中村さんイラスト
スタジオ・チッタ
中村さんの見解

ON・OFFの間取りを考えましょう

よくお客様へお話するのが、スイッチのON・OFFで間取りを考えて下さいとお話しています。スイッチの位置が間取りの動線上にあるためです。ヒントとしてはキッチンを中心とする動線にすることによって使いやすくなることが多いと感じています!

工藤さんイラスト
工藤工務店
工藤さんの見解

頭の中でイメージしてみましょう!

頭の中で住むイメージをしてください。お仕事から帰ってきて、まず、どこに向かうのか。買い物から帰ってきて、何をするのか。家族がどのようにお家の中で動くのか考えていけば答えは見つかります。

生活動線の成功事例

それでは実際に生活動線の成功事例を見てみましょう。坪別に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

成功事例①(28.6坪)

収納事例3-1
出典:https://suumo.jp/chumon/tn_fukuoka/rn_withhome/169647_0001/jitsurei/jc_0004/?suit=nsuusbsa20100707001

「平屋」と「生活動線」にこだわって設計した住まいです。玄関から近い位置にキッチンをレイアウトすることにより、買い物をした後にも重い荷物をすぐに運び込めるようになっています。さらに、玄関の正面には洗面脱衣所を設けて、子供が外で泥だらけになって帰って来ても、すぐにお風呂に入れるようになっています。
さらに、リビングを中心として洋室・和室を配置して、少ない移動距離でそれぞれの部屋を移動できるように考えられた住まいとなっています。このように、生活動線にこだわって設計された家は、依頼主の生活にピッタリフィットしています。

成功事例②(33.4坪)

生活動線2-1生活動線2-2
出典:https://suumo.jp/chumon/tn_kanagawa/rn_sakurakentiku/107431_0002/jitsurei/jc_0026/?suit=nsuusbsa20100707001

キッチンが家の中心に配置された間取りが特徴的。キッチンの正面にはリビングを、さらに背面には玄関から直接アクセスできる洗面所と家事室・玄関ホールを設けることにより、それぞれのスペースに行き止まりなく行ける回遊動線を実現しています。
動線を意識した作りにすることでそれぞれの部屋への移動が楽、という点に加えてキッチンが中心にあるので、家族の気配を常に感じられる点も大きなメリットと感じているようです。

成功事例③(47.4坪)

生活動線3-1生活動線3-2
出典:https://suumo.jp/chumon/tn_kanagawa/rn_takaitk/169347_0001/jitsurei/jc_0003/?suit=nsuusbsa20100707001

玄関・土間収納・パントリー・キッチンの動線を設けた住まいの実例です。このように、動線を短くすることによりたくさん買い物をした後でも玄関周りがスッキリとし、物を楽に片付けられるような設計になっています。
さらに洗濯動線も極力短くすることによって洗濯が楽しく感じるようになったそう。家事が負担にならず、楽しく感じられる素敵な家を実現しています。

成功事例④(51.7坪)

生活動線4-1
出典:https://suumo.jp/chumon/tn_shiga/rn_kusukame/135710_0002/jitsurei/jc_0020/?suit=nsuusbsa20100707001

耐震性や家族の暮らしやすさを考えて、平屋建ての住まいを選択。特に生活動線を意識した点はお母様の部屋。生活する上で不自由がないように、部屋の中にトイレと洗面を備え付け、さらに浴室の近くに配置。トイレや入浴の際に負担を感じないような生活動線を意識しています。
また、家族が集まるLDKを備え、ゆとりの空間を実現。断熱性や耐震性にも優れた家が叶い、これまでより快適に過ごすことができています。

生活動線を確保するポイント

生活動線を考える上では、「無駄のない家事動線」と「回遊動線」の2点がポイントです。
まず「家事動線」ですが、これは毎日の家事を行う上で移動する道すじのことです。特に忙しい時間帯などは1つの家事を集中的に行うより、料理をしながら洗濯をするなどさまざまな家事を並行して行うことが多くなります。このような場合には、台所と洗面所を行ったり来たりする場合も多くあるでしょう。そのため、家事を行う際に移動する時間を短縮するための間取りを考えることが必要となります。
また、家事動線を考える上では、行き止まりなくキッチンやトイレ、洗面所、リビングなどをひと回りできる「回遊動線」にすると便利です。両方向からそれぞれの部屋にアクセスできると家事の効率も上がりますし、家族がそれぞれの部屋にアクセスするのがスムーズになります。
このように、家事動線と回遊動線を意識した間取りにすることにより、毎日の家事にかかる時間短縮に加え、家族の気配も感じられる住まいを実現することができるでしょう。

注文住宅の生活動線
『千葉good工務店会』の取り組み

生活動線は決して最短距離だから良いとは限りません。生活スタイルの中でその場で何をしたいのか!まとめて時短したいのか!など人によって異なりますので、施主様の生活スタイルをしっかりヒアリングさせて頂き、パース図などをご用意してお施主様が想像しやすい形でご提案させていただきます。

取材協力:千葉good工務店会
家づくりを通して
千葉に暮らす人々を幸せに

千葉good工務店会の取組み

千葉good工務店会は、須藤建設、工藤工務店、タウンズホーム、スタジオ・チッタの4社からなる団体です。工務店の家づくりを広めるべく、それぞれがライバル同士でありながら互いに協力し、家づくりの知識やスキルの向上をはかり、地域と未来への貢献及び慈善活動し、家づくりに親しんでもらうイベントなどを開催しています。